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建築士/宅建士
東 本 昌 之
『moi koti』への思い
小さい家はHAPPY HOUSE!
私が幼少期に住んでいたおうちです。
1F 和室6帖・押入・WC・キッチン
2F 4帖洋室・3帖洋室・バルコニー
家族6人 祖母+両親+3兄弟+犬
建坪を計算してみるとわずか10坪です。10坪÷6人ですからなかなかの狭さですが、当時の私は狭いと思ったことがなく、広いなぁと思っていました。和室の机は、食卓であり、勉強机であり、こたつにもなりました。また、寝床はどうやって人数分確保したのか覚えていません。ただ覚えているのは、おばあちゃんも両親も兄弟もみんな距離が近くて、にぎやかで、そして楽しかったこと。たくさんの時間を共有していて、HAPPYだったことを記憶しています。
HAPPYが生まれる家?
時代の変化とともに個人が尊重されリビングは大きく、プライベートルームも広くが当たり前になりました。でも私は広くなった分どこか寒々とした空気を感じるのです。むしろ家族との距離が物理的に近い方が、たくさんの時間を共有できるのではないかと思うのです。
つまり小さなおうちは家族とたくさんの時間が共有できるHAPPYが生まれる家なのだと思います。だから狭い道や小さな土地にこそそんなチャンスは隠れていて、大阪には幸い小さな土地がたくさん残っています。価格もリーズナブルです。狭くて小さな家はスペースが限られているので家族にとって大切な可愛いもの、大事なものしか置けません。そんな大好きなものだけに囲まれて暮らせるのもHAPPYなことだと思います。
狭くてかわいいお家をつくって、たくさんのHAPPYな家族とお会いしたい。それが moi koti にこめた私の思いです。そんなおうちをたくさんつくっていけるよう頑張っていきたいと思います。